狄威

そんなに詳しくないことをつらつらと書く。

最近の香港アクション映画のスターといえば、甄子丹(ドニー・イェン)らしい。スターウォーズ最新作の予告編にそっくりな人が出ていると思ったら本人だった。最初にすごい人がいると驚いたのは、李連杰と対決した黄飛鴻パート2。いまウィキペディアの中国語版で確認したら、この2人は北京の体育学校時代の同級生だとか。私の「すごい同級生ペアランキング」でフランキー堺&小沢昭一を抜いて1位になった(3位はバーブラ・ストライサンドとアメリカ人チェス世界王者のボビー・フィッシャー)。

しかし、私にとっての香港アクション映画スターといえば、甄子丹でも李連杰でもない。ブルース・リーの映画は真剣に見たことがない。成龍(ジャッキー・チェン)は好きだが、ジャッキーよりすごいのがいる。狄威(ディック・ウェイ)、プロジェクトAで海賊の親玉を演じた人だ。もちろん、私にとっての海賊といえば、狄威しかいない。

プロジェクトAは、成龍とユンピョウとサモ・ハン・キンポーが共演した豪華キャスト映画だった。そんなに大量の映画を見たわけではないけれど、これ以上にスターを揃えた映画は、他に「(藤)純子引退記念映画 関東緋桜一家」しか知らない。

その三大スターとプロジェクトAのラストで堂々と渡り合うのが狄威だ。3人が束になってかかって、倒せるか倒せないか微妙なところなのだから、香港映画史上に残る強さであろう。三大スターのギャラの合計はもちろん狄威を大きく上回っていたはずで、ギャラ比を考慮しても狄威の強さは際立っていたと確信する。

私が最初にレーザーディスクでプロジェクトAを観たとき、狄威すげぇと思ったのは、映画の本編が終わってジャッキーファンおなじみのNG集が始まったときだった。アクロバットがうまくいかず転んで、落ちて、ぶつけて苦悶の表情を浮かべるジャッキー、セリフを間違えて笑うジャッキー。映画の中以上に表情が豊かなジャッキーや他のキャストと対照的に、狄威はNG集のなかで他のキャストがトチっても怖い顔のままだった。当時たしか中学生だった私は、狄威だけは本物の海賊か、そうでなければヤバい人で、一人だけ撮影現場のなかで浮いているために笑わないのではないかと本気で思っていた。

さて、狄威は台湾南部、屏東の出身で、検索してみたところ、2015年3月の新聞記事にヒットした。いまは芸能界とは距離を起き、故郷に戻っているらしい。カンフー道場を開いて後進を指導したいとこの記事の中では語っているが、ぜひ最低でも3人は育ててジャッキー、サモハン、ユンピョウを一人ずつ潰してほしいものである。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中