瀬戸

休日出勤で会社に向かう途中でノドが渇いた。いつもならコンビニに行くのだが、面倒なので近所の酒屋の店先に並ぶ自販機を利用することにした。

自販機はコンビニより高いというイメージがあったのだが、この自販機は安かった。500ミリペットボトル入りは110円か120円。スーパーの99円よりもやや高い程度だ。どれにするか少々迷ったが、いつもと同じように伊藤園の「おーいお茶」を買うことにした。

コインを投入したあとで気が付いた。ひとつだけ突出して高い商品がある。ひとつ320円。ノンアルコールの飲料が並んでいるこの自販機に、ひとつだけ酎ハイやビールが紛れ込んだのかと思った。

なんとふりかけ。”mishima”という名前は聞いたことがある。丸美屋ほどではないとはいえ、その業界では知られた存在なのではないか。

それにしても自販機でふりかけ。営業マンや道路工事の作業員など外で昼食をとる機会の多い人が、おかずの消費ペースを誤り、ごはんが大量に余ってしまった。慌てる必要はない。こういう時には街角のふりかけ販売機があるじゃないか。そういうことか。

自販機でのふりかけ販売には一定の効果があるのだろうが、私が心配しているのは、それ以上にリスクがあるのではないかということだ。異常な日照りが続き、ノドをカラカラに渇かせた人がこの自販機の前に立つ。おーいお茶もポカリスウェットもCCレモンもすべて売り切れランプが点灯している。唯一、まだ残っている商品を購入してフタをあけ、容器を口に当てたときにノドの中に流れ込んできたものは……。そんな事故を防ぎたいからこそ、この商品だけ見本の横に「ふりかけ」という紙が貼られているのだろう。

会社に来て休憩時間中にこの記事のための写真を選んでいたら、ふりかけ見本の後方で文字を見つけた。

現時点ではおでんはこの自販機で販売されていないが、それが季節的が理由によるものか、売れ行きが悪かったからなのかはわからない。そういえば、何年か前、この自販機で缶入りラーメンが販売されているのを見たことがある。ふりかけ販売は、おでんやラーメンに比べればはるかに現実的な選択だ。

 

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